過去から未来に語りかける社会的養護 叶原土筆、平井光治の思索と実践に学ぶ [ 藤原正範 ]
叶原土筆、平井光治の思索と実践に学ぶ 藤原正範 小林英義 生活書院カコカラミライニカタリカケルシャカイテキヨウゴ フジワラ マサノリ コバヤシ ヒデヨシ 発行年月:2019年08月31日 予約締切日:2019年06月28日 ページ数:208p サイズ:単行本 ISBN:9784865001020 藤原正範(フジワラマサノリ) 1954年生まれ。
1977年、岡山大学教育学部卒業。
2008年、日本福祉大学大学院社会福祉学研究所博士後期課程修了、博士(社会福祉学)。
1977年〜2005年、岡山家庭裁判所、神戸家庭裁判所にて家庭裁判所調査官。
現在、鈴鹿医療科学大学保健衛生学部教授。
社会福祉士 小林英義(コバヤシヒデヨシ) 1951年生まれ。
1974年、上智大学文学部卒業。
1998年、東洋大学大学院博士前期課程修了、修士(社会福祉学)。
1985年〜2000年、児童自立支援施設(旧教護院)において夫婦で寮舎を担当。
会津大学短期大学部教授、秋田大学教育文化学部教授を経て、2009年〜2017年、東洋大学ライフデザイン学部教授。
社会福祉士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 私と社会的養護ー進行する改革の中で(私と社会的養護/社会的養護改革の進行/本書が目指すもの)/第2章 叶原土筆先生からの聴き取り(原点は「お兄ちゃんたち」(子ども時代から成徳学校の教護になるまで)/子どもと遊ぶプロフェッショナル(成徳学校の教護として)/いつも子どもの中で(成徳学校の校長、全国教護院協議会会長として)/住み込みの施設づくり(南野育成園の施設長として))/第3章 平井光治先生からの聴き取り(原点は「長崎の海」(子ども時代から武蔵野学院まで)/体当たりの実践(修徳学院の教護として)/新しい児童福祉の現場で(一時保護所・児童養護施設・知的障害者施設に勤めて)/救護院から児童自立支援施設への移行の中で(修得学院院長時代)/子どもと共に生涯歩む(武田塾施設長から里親へ))/第4章 小林英義の語りー施設の子どもと学校教育/第5章 藤原正範の語りー子どもの施設の歴史から学ぶ 非行の子どもと職員夫婦とその子どもが同じ屋根の下で生活する(小舎夫婦制)の児童自立支援施設に勤め、やがて施設長となり、退職後も引退せずに「一路白頭に到る」を今もなお実践し続けている先達ふたり、叶原土筆、平井光治の語りから、施設養護の実践を門前で否定するかのような風潮に警鐘を鳴らし、社会的養護の未来を展望する。
本 人文・思想・社会 教育・福祉 福祉
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